Cello Talk第1弾はドイツのスーパージャズチェリスト
Stephan Braun氏について書きたいと思います。
まずは動画をご覧ください。
そうだ京都に行こう!でお馴染みのMy Favorite Thingsを演奏しています。
何かすごいですよね。
何か、、、あれ、、あれれれ!!!!!!
( ゜Д゜)ポカーン
言葉にならないのですが、書きます。
実は、去年の2月にStephan先生にレッスンしてもらいました。
ドイツのベルリンのStephanのご自宅のスタジオで。
不覚にも、乗り換え間違えをして15分くらい遅刻したのですが、
笑顔で迎えてくれまして、1時間15分くらいレッスンしていただきました。
レッスン内容は多岐に渡ったのですが、まずチョップ!
動画の通り、チョップがとってもクリアでいい音ですよね!
特にアップのチョップが丁寧でいい音〜♪
ダウンで3連のチョップは使わずに、
ダウンアップダウンを高速でやっておられました。
レッスン中、先生の様にアクセントの音を駒の近くで弾いてみたら
「 Tetsuro! アクセントの音も同じところで弾いていいよ!!」とのこと。
チョップ位置に関係なく、弓の加減でコントロールするのが大事な様です。
動画に戻りますが、
音楽の捉え方も、演奏技術も 、完璧すぎてビビります。
まず、速いシャッフルの5拍子です。最初全然わかりませんでした。
0:22の、人口フラジオ完璧だし、音もいいし。
メロディがでてやっと思うのですが、まさかの原キー!!妥協一切なし!!
チョップかっこいいしクリアだし。
あと、チョップと実際の音のコンビネーションをしてもチョップがぶれない!
チョップだけ弾くのって練習すれば誰でも上手くなると思うのですが、
チョップと音程のある音を組み合わせて、フレーズ作るのが結構難しい!!
レッスンでもそういうフレーズを教えてもらいまして以降練習し続けています。
ソロはなんかいろいろアウトしたりしてかっこいいし。
Stephanの凄いところは、全部の弦に渡ってサムポジションだけで演奏するところです。
サムポジションを使ってA線D線だけでなくG線C線まで自由に弾きこなします!
レッスン時、やはりベース音はC線G線をメインと言われましたし、
Stephanはあまり低い音でソロは取らないので、
ソロの音使いがどれくらいハーモニーするか敏感に感じてるんだと思います。
和音使いもとても上手くて、特に開放弦を使用した和音がおしゃれ!!