左手の指の筋肉 弦を押さえたまま指板上を上下するのが難しい生徒さん。
僕の弦を押さえる指の筋肉（手の平側の指の付け根から第一関節）がある程度力が入ってるのを、実際に触って実感してもらいました。そうしたら
「こんなに力が入ってて硬いんだ！！」
と驚いてました。
その上で実践してもらったところ、弦を押さえる力が増し、音がハッキリしました。
ただしこれは、腕の筋肉を使えてる前提だから為になった話なので、親指を指板裏から離して実践してみてください。 やはり両手とも、手の形を真似ることより、どの筋肉、関節を動かすかを意識することの方が重要ですね。その体の使い方をするから、結果的に手の形が決まってくるのだなと実感しました。
ま、いずれにしろ、教本でも動画でも、正しい筋肉の状態は、実際に触らないとわかりませんので、
こういうスポーツ的にちゃんと体のことを伝える教え方が必要だなーと思いました。
「もっと柔らかな日差しの様に弾きましょう！」
とか言われても「それが出来ねぇからレッスンに来てるんじゃい！！」
って思いますよねー(笑)